shortcutmenu



 >栄進化学TOP > 浸透探傷法(PT) > 分離型浸透液

分離型浸透液
ネオグロー(分離型浸透液)

過洗浄の起きにくい、安定した検出性能を誇る浸透液です。

専用廃水処理装置との組合せで洗浄水のリサイクル使用を可能にし、廃水の量とコストを下げることを可能にします。

MSDSダウンロード

探傷方法の選択やお見積もり等のご相談受け賜ります。こちらからどうぞ。


分離型浸透液は、従来の水洗性浸透探傷試験における過洗浄や廃水処理等の問題を解決する新しい水洗性浸透液です。専用の分離型廃水処理装置との組合せで容易に処理出来ます。

(1)特長

●従来の水洗性のものに比べ過洗浄がなく、安定した高い検出性能があります。
●油水分離処理により洗浄水のリサイクル使用を可能にします。

●装置内の一定量の水を油水分離処理をしながら循環しリサイクル使用させるため、いくら使用しても廃水量は一定です。

●廃水処理コストの削減を可能にします。(標準の目安として、排水量が100リットル/日以上の場合に有効です。)

(2)探傷剤の種類

  蛍光液
(FBシリーズ)
染色液
(RBシリーズ)
適用
 高感度タイプ  FB-3600M    鍛造品、研削品
 準高感度タイプ  FB-3500  RB-300  鍛造品、研削品
 普通感度タイプ  FB-3100    鋳造品

*下記の疑問項目に興味のある方は・・・

1.分離型浸透液とは、何ですか?

2.何故、過洗浄になりにくいのですか?

3.水のリサイクル使用とはなんですか?


1.分離型浸透液とは、何ですか?

分離型浸透液とは、疎水性(水と混ざらない)の水洗性浸透液です。
洗浄廃水は比重差により水と浸透液に容易に分離され、回収出来ます。

従来の水洗性浸透液は、浸透液中の界面活性剤等により乳化され、洗浄水と浸透液が混ざり合うよう設計されており、廃水は容易に油と水に離出来ず、廃水処理を困難にしています。

但し、上記のような違いがありますが、分離型浸透液の使用方法は、従来の水洗性浸透液と同様です。

●分離型と一般型水洗性浸透液の洗浄廃水の分離比較

分離型浸透液と一般型水洗性浸透液の洗浄廃水をそれぞれ静置した場合の分離比較写真

染色分離型染色 分離型蛍光 蛍光

 

2.何故、過洗浄になりにくいのですか?

分離型浸透液は水と混ざらないため、洗浄工程において、表面の余剰浸透液を水圧で除去します。
検査物表面の余剰浸透液は容易に除去されますが、欠陥内部の浸透液は水圧の衝撃による物理的な除去がされにくいため、欠陥内部の浸透液は過洗浄になりにくく、安定した欠陥検出が可能です。
従来の一般型水洗性浸透液は洗浄工程及び付着した水滴による、水と浸透液の乳化現象により、欠陥内部まで洗浄される可能性があります。

●分離型と一般型水洗性浸透液の水洗時間による感度比較

・試験片:Type1対比試験片 深さ50μm (JIS Z 2343-3、旧B形対比試験片)

・浸透時間:10分

・水洗処理:水圧0.2MPa(2kg/cm2) 現像処理:乾式現像剤  現像時間7分

 水洗時間10秒 10sec 水洗時間60秒 60sec (水洗時間)

左側半面:一般的な水洗性浸透液
右側半面:分離型浸透液

3水の.リサイクル使用とはなんですか?

分離型浸透液による洗浄廃水は、比重差による水と浸透液の分離が容易であり、専用の廃水処理装置にて循環処理された水は洗浄水として繰り返し使用できます。

処理水を洗浄水としてリサイクル使用することにより、水の使用量は従来の水洗性浸透探傷試験に比べて極端に少なくります。
標準の目安として、排水量が100リットル/日を超えるほど差が顕著になり、環境負荷軽減及びコストダウンの観点からも良い結果をもたらします。

ただし、水の腐敗等の要因により、装置内の洗浄水を定期的に交換する必要があります。

    廃水処理コスト比較イメージ

探傷方法の選択やお見積もり等のご相談受け賜ります。こちらからどうぞ。