栄進化学
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非破壊検査とは

PT浸透探傷(PT)法

例えば、飛行機の機体に小さなひび割れがあったら、空を飛んで気圧が下がったときに割れ目が広がって大惨事になるかもしれません。
そんなことが起こる前に「浸透探傷(PT)法」を行えば、ひび割れの場所が目に見えるようになりますから、修理したり交換をしたりして未然に防げます。
浸透探傷とは、小学校でやったエッチングの版画と似ています。
版画の場合には釘のようなもので絵を描くと、インクを塗った後に拭き取っても描かれた傷の部分にインクが残って紙に写るというものでした。
浸透探傷も同じようにインク(浸透探傷剤)を塗ってから拭き取っても、傷の付いている所にはインクが残るので、傷の位置が解るのです。

浸透探傷法の特徴と原理

浸透探傷(PT)法とは、検査物の表面に浸透性の高い液体を塗り、亀裂に液が浸透してから表面の余分な浸透液を洗いさっても浸透液が残る作用を利用した測定方法です。金属材料、非金属に関わらずほとんどすべての材料が対象で、金属、非金属の素材製造分野から航空機、鉄道、自動車、船舶、化学プラント、電力・原子力プラント等の諸工業に至るまでの広い産業分野で活用されています。

染色浸透探傷剤による浸透探傷
染色浸透探傷試験染色浸透探傷剤による浸透探傷
蛍光浸透探傷剤による浸透探傷
蛍光浸透探傷試験蛍光浸透探傷剤による浸透探傷

なお、木材や吸湿性のある多孔質材料、一部のプラスチックのように、試験に使用する探傷剤などによって腐蝕や変色したり、侵されたりその他有害な影響を受ける材料に対しては適用できません。浸透探傷試験は、複雑な形状の試験体でも一回の探傷操作で試験面全体のあらゆる方向のきず探傷ができるので、表面傷の探傷において重要な位置付けとなっています。

表面欠陥の探傷原理および手順

  • 1洗浄液で検査面の油、汚れ等を取り除く。
  • 2浸透液を適用し、浸透時間のあいだ放置する。
  • 3表面の浸透液を洗浄液で除去。水洗性浸透液は水で除去する。
  • 4現像液を適用する。傷は拡大され、指示模様として表れる。
  • 染色浸透探傷試験-速乾式現像法

  • 染色浸透探傷試験-速乾式現像法

  • 蛍光浸透探傷試験-無現像法

浸透液(探傷剤)の種類と特徴

浸透液(探傷剤)には、「染色浸透探傷剤」「蛍光浸透探傷剤」「分離型浸透探傷剤」「漏洩検査剤」などの種類があります。
他に、「洗浄液/除去液」、「乾式現像剤」、「湿式現像剤」、「速乾式現像剤」、「乳化剤」などと組み合わせてご使用いただけます。
手法によりお使いになる種類が決まってまいります。詳しくは下記のリンク先を御覧ください。

探傷剤の詳細はこちら

各種探傷装置

各種探傷装置

栄進化学では、各種探傷装置製造のご依頼を承っております。
品質管理向上・効率化にお役立ていただければと思います。
弊社の探傷装置はPT・MT共に高いレベルが求められる航空機検査資格取得の為の訓練機関に採用されており、信頼の置けるメーカーとしてご利用いただいております。

  • JIS・ISO・ASTM等各種規格対応可。
  • 自動・手動・半自動等のご要望にお応えします。
  • Nadcap(特殊工程)認証取得にも対応可(自社製のQPL-AMS-2644リストアップ製品もございます)。
  • 探傷剤メーカーならではのハードとソフト両面からの細部にわたる配慮された設計。
  • 検査員訓練用の装置もご用意できます。
  • 航空機・自動車・鉄道・鉄鋼・非鉄・非金属など、多岐にわたる業界への豊富な納入実績があります。
  • 定期点検やご希望に応じた改良などアフターサービスも万全。
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