超音波探傷(UT)法とは
超音波探傷の特徴と原理
超音波センサー(探触子)から発信した超音波を試験物中に伝搬させ、その超音波の反射の受信状態により試験物中の状態を測定する探傷方法です。
原理は、以下の通りです。
(1)探触子から超音波を発振
(2)測定物内を超音波が伝搬
(3)内部に空洞や異物があった場合にそこから超音波が反射
(4)空洞や異物が無い場合には反対側の面で反射
(5)反射してきた超音波を受信し、かかった時間を横軸に返ってきた超音波の強さを縦軸にして表示
超音波探傷装置
超音波探傷装置には、高速高分解能の超音波自動探傷装置「マルチスキャン」や、自走式小型万能スキャナー「FEK-3型」などを用います。